29年7月 本の感想まとめ



7月の読書メーター
読んだ本の数:20
読んだページ数:6181
ナイス数:274


黄金の烏 八咫烏シリーズ 3黄金の烏 八咫烏シリーズ 3感想
今作は、真の金烏のシステムや山内の世界観に肉薄した内容。ここら辺は、若宮が外界に遊学していたと出てくるたびに、この世界でいう外界とは…?と謎に思っていた部分なので、少しすっきり。しかし、新たな謎や伏線が張られ、続巻を読まずにはいられなくなる。思えば、シリーズ1巻の女たちの陰謀渦巻く世界から遠くへきたものだ笑。第4章は本当にハラハラした。真の金烏には個人的感情がないらしいけど、幼少時に今の浜木綿を妻にしようと決めたのは、個人的感情だよねぇ。
読了日:07月30日 著者:阿部 智里

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2感想
前作と時を同じくする若宮サイドのお話。若宮の、姫たちに対する思いが知れてとてもよかった。これを踏まえて前作を読んだら、また違ったふうに楽しめるんだろうな。そして、今巻もあっと驚くどんでん返し。ヒントはたくさん出ていたのに、全然わからなかった…。真実を知ってから読み返すこと必至。ただ、長束が路近を信用するに至る経緯(というほどのものもない)が弱いかな。宗家の兄弟、垂氷の兄弟ともども、仲良くて好き。読み終わったあとは、改めてタイトルに唸り納得することになる。
読了日:07月29日 著者:阿部 智里

江の島ねこもり食堂江の島ねこもり食堂感想
何代にもわたって人との絆がつながり続けていく様には感動。受けた恩を何代後かに返したり返されたり。自分が受けた恩ではなくても、先祖が受けた恩を自分の代で返すのって、なかなかできることではないと思う。特に庄二郎。受け継がれてきた店を手放してまで松前を助ける心意気や天晴れ!途絶えたと思われた「ねこもり」の役目も、なんだか繋がりそうな予感がして嬉しい。とても楽しめた一冊だった。ちなみに、筆の話が好き。
読了日:07月24日 著者:名取佐和子

あとは野となれ大和撫子あとは野となれ大和撫子感想
舞台設定にとっつきにくさがあって、それが理由で、本来より楽しめなかったかも。戦う女子というテーマやストーリー自体は好みだし、そこはとても楽しめたんだけど、なんせ舞台が中央アジアで、多分に政治的文化的なものを含んでいるので、場面場面のイメージがわきにくかった。マグリスラード攻防戦が好き。他、文化的に日本と遜色ないんだなとか、ナツキはもはや日本人という感じがしないとか(タイトルから想像していたのとは違った)、たまにある笑いを誘うシーンにウケた等々。
読了日:07月23日 著者:宮内 悠介

最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)最良の嘘の最後のひと言 (創元推理文庫)感想
すごい!すごい心理戦!敵味方、まさに入り乱れての総力戦!わぁ!最後のどんでん返し!と思ったら、そこからさらなるどんでん返しがあったという。でも、1話の頭の「最終試験のお知らせ」をキチンと読みこんでいれば、勘の良い人はトリックに気付いたのかも。確かに地の文で、一人称と三人称が入り乱れるような、不自然な言いまわしがたまにあったんだけど…。ちなみに、聖沢と高橋が入れ替わってたあたりで、状況を理解することを放棄した。
読了日:07月20日 著者:河野 裕

青の王青の王感想
ハラハラドキドキの冒険活劇。こんな使い古された言葉がぴったりくる作品。誇張ではなく、本当にハラハラドキドキする。少し、天空の城ラピュタを彷彿とさせるけど、ストーリーはオリジナリティ溢れるファンタジー冒険譚。というか、途中完全にRPGだった笑(どこどこ行くには○○というアイテムが必要的な)。かといって、厨二病的な独自設定独自用語に溢れるわけでもなく、シンプルで読みやすく入りこみやすい。シリーズ化して、白と赤の話も読みたいな。表紙が好き。
読了日:07月17日 著者:廣嶋 玲子

かがみの孤城かがみの孤城感想
みんなの時間がずれていることには、スバルが髪を脱色したあたりで確信したけど(やることが古すぎる)、オオカミさまの正体とかは後半になるまで気付かなかった。全ての謎を解き明かしてくれたので、読後感はすっきり。そして、喜多嶋先生の正体に感動。かなり長編なので初め身構えたけど、おもしろさからぐんぐんのめり込み、あっという間に読み終えてしまった。
読了日:07月16日 著者:辻村 深月

月の満ち欠け月の満ち欠け感想
登場人物を追うごとに、少しずつ明らかになっていくカラクリ。この構成力はうまいと思った。ストーリー的にはある意味、生まれ変わった少女たちがことごとく短命に終わり、四代目でようやく邂逅した悲恋の成就ということになるのかな。でも、この瑠璃の執拗な追っかけは、自分が三角だったら気持ち悪いな(^^ゞ。ことごとく短命に終わるのに、なにか理由があったらおもしろかったと思う。あと、正木の死因が気になる。直木賞候補作、個人的おもしろかった順…1会津執権の栄誉、2BUTTER、3月の満ち欠け
読了日:07月15日 著者:佐藤 正午

東京すみっこごはん (光文社文庫)東京すみっこごはん (光文社文庫)感想
ほんわかした読み心地。オムニバスな短編集というのも、飽きさせず読みやすい。内容も人間関係を中心に、じん…としたりほっこりしたり驚いたりと、緩急きいててとてもおもしろい。心地よい人間関係にも癒された。これはシリーズ全巻制覇するしかない。
読了日:07月15日 著者:成田 名璃子

いい加減な夜食〈1〉 (アルファポリス文庫)いい加減な夜食〈1〉 (アルファポリス文庫)感想
自分の住む世界と違いすぎて、リアリティが感じられなかったかな…。フィクションだからこそ楽しむべきかもしれないけど。主人公が同じことをずっと悩んでるし、男の方は強引すぎるしで、最後の方は食傷気味に…。「居酒屋ぼったくり」のトモとイクヤの出演にはニヤリとさせられた。
読了日:07月13日 著者:秋川 滝美

BUTTERBUTTER感想
全体にとろりとしたエロさをまとった作品だった。「ぷっくり」や「ぷつり」といった擬態語が粘着質なエロを醸していて見事。ただ、料理の描写が多かったけど、おされ料理に無知な自分には、全然ぴんとこなかった。新潟に行ったあたりから俄然おもしろくなってきて、作者お得意の女の心の機微とミステリーが合わさって、何それ最強じゃんってなったけど、後半ミステリーどっかいった笑。他の候補作はまだ読んでないけど、単体としてみたときに、個人的には直木賞にはまだ足りないかなと思った。もう少しエンターテインメント性がほしい。
読了日:07月11日 著者:柚木 麻子

居酒屋ぼったくり〈6〉居酒屋ぼったくり〈6〉感想
もうニヤニヤが止まらない。いつからこんな恋愛小説になったんだ笑!と、そんなニヤニヤから一転、後半一気に切なさMAXへ。美音の覚悟もあっ晴れなれど、要はそんな男じゃないし、それにほら、物語的にもね笑。本屋閉店絡みの話は、今後への伏線?そんなこんなで、次巻も楽しみです。
読了日:07月08日 著者:秋川 滝美

優しい音楽優しい音楽感想
表題作以外、設定ぶっ飛んでたなぁ笑。「優しい音楽」は、読んでてほんわかした。兄はフルート吹けなかったというオチは見事。「タイムラグ」の時計を遅らせる効用については、腕時計を5分進めている私からしたら目から鱗。そして、「がらくた効果」の佐々木さんの行く末を知りたい。以上、小粒ながら、いずれも平均以上のおもしろさを誇る珠玉の短編集だった。
読了日:07月06日 著者:瀬尾 まいこ

幸福な食卓幸福な食卓感想
誰かが死ぬのはやめようよ…。びっくりしたわ。「死にたい人が死ななくて、死にたくない人が死んじゃうなんて、おかしいよ。」って佐和子のセリフがあったけど、世の中はそんな不条理でいっぱいだ。けど、この年で佐和子も大概不幸だから、そう言いたくなる気持ちもわかる。瀬尾さんの書く家族は相変わらずぶっ飛んでいて、相変わらず優しさに満ちていた。もう1話くらい使って、中原一家の最終的な終着点を見届けたかったな。
読了日:07月05日 著者:瀬尾 まいこ

妻が椎茸だったころ妻が椎茸だったころ感想
世にも奇妙な物語集。「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」に背筋が凍った。知らないって幸せ…。全話にシュールで奇妙な感覚が満ち満ちていて、じわじわくる。そして、タイトルが秀逸。
読了日:07月03日 著者:中島 京子

烏に単は似合わない  八咫烏シリーズ 1烏に単は似合わない  八咫烏シリーズ 1感想
おもしろー!!人間関係入り乱れてのどんでん返しに次ぐどんでん返し!ふわふわ系女子が嫌いな自分としては、100%好みのラスト!そして、作者のミスリードにことごとくはまった自分だった笑。これはシリーズを制覇するしかないわ。春以外の3人、全員いい子で全員好き!
読了日:07月02日 著者:阿部 智里

僕の明日を照らして僕の明日を照らして感想
ちょっと重すぎたなぁ…。合間合間にこの作者らしい軽妙な会話が入るものの、全体に漂う重い空気を払拭はできなかった。今までやってきたことが無になるラストにも、軽く虚脱感が…。
読了日:07月02日 著者:瀬尾 まいこ

おかんメールおかんメール
読了日:07月01日 著者:

男は敵、女はもっと敵男は敵、女はもっと敵感想
「男は敵」だったけど、「女はもっと敵」でもなかったような。確かに、それぞれ相手(真紀や八重)から見たら、藍子は「もっと敵」なポジションだろうけど、修羅場もなく淡々としていた。
読了日:07月01日 著者:山本 幸久

幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動感想
不景気な話は変わらずだけど、前巻と違って実際に効果的そうな企画が出てくるし、スピード感あるし、看板(タイトル)に偽りなしな内容だったし、今巻はとてもおもしろかった。居酒屋ぼったくりといい、この作者はスロースターター…?若者3人の恋模様より、伝治と留衣の仲の方が気になるわ。(留衣は友達でもある元奥さんに遠慮しそうだし、そもそもそんな気配ないけど。)店長と神田君も頑張っているのが嬉しい。
読了日:07月01日 著者:秋川 滝美


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