天地人、第16回「信玄の娘」の感想
ネタばれ注意。
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天地人 第16回「信玄の娘」
1579年、春
前回、景虎と華姫は逃亡先で自害しましたが、内乱はまだ続いています。
景勝が
「この戦を起こしたのはワシじゃ。ワシに力があったなら。
誰の目にも明らかな謙信公の跡取りであったなら」
と嘆きます。
景勝には、確かに華はないかもしれないけど
心根が優しく、穏やかで
周りがわっしょいしてくれる、そういうタイプの武将だと思います。
周りも意見を言いやすいんじゃないかな。
自分の上司にするんなら、信長タイプより景勝タイプがいいかなぁ。
結構、決断力もありそうですよね、景勝。
ただ戦国にあっては、このタイプはいささか、力がないと映るかもかもしれませんね。
まさに生死に直結する、弱肉強食の世界ですからね。。。
ただ、力がないとは言っても
自分で、自分の力量を把握できるほどには、ボンクラ武将ではないわけで。
この人、いざというときの決断力もあるし
できる人だと思うのですが。
あ、ちなみに。
上記の感想は、「天地人の景勝」について思ったことです。
そして私、天地人の景勝しか知りません。
歴史って、色んなとらえ方があると思うので
今は、上杉側から見た話だから、このような人物像になっているけど
違う視点から見た景勝は、本当に力のなくダメなタイプの武将かもしれないですね。
「どれほど苦しくてもこの越後を守らねばならぬ!」
景勝のセリフですが、本当に景勝は越後を愛していますね。
上杉の中で一番。
そして1579年10月。
景勝は、武田勝頼の妹、菊姫と結婚しました。
初夜の景勝のキョドキョド具合が素敵でした(^^)
あーいいなぁ、景勝。
菊姫の「武田を助けると約束ください」の言葉に
「約束できぬ」と景勝。
本当に正直者ですね。
口先だけでも「約束する」って言えないんですね。
仙桃院も後で「ウソのつけぬ男じゃ」と言っていました。
愚直な人って、大好きです。
あ、あと菊姫の着ている着物、かわいいですね!
赤とピンクで重ねていて。
1580年3月。
景勝自ら出陣し、7月内乱がようやくおさまったようです。
場面変わって信長サイド、そして徳川家康の初登場でした。
越後の内乱も終わり、いよいよ話は対外的な戦になっていくんでしょうか。
ただ、どちらも兼続の存在を危険視し、すぐには動かない様子です。
信長が、手の中で転がしていたやつ、なんでしょう??
あれ、おじいちゃんおばあちゃんがボケ防止にやるやつみたいじゃなかったですか笑
そして1581年。
吉江翁(勝手に翁呼び)と直江の賛成のもと、兼続が22歳で家老になり
他上田衆は、泉沢も家老になり、他の者も城主となり大きく出世します。
そう言えば、深沢は名を改めてとありましたが
この人のおじで、上田庄に行った深沢と、あと栗林はどうしたのでしょう。
やっぱり、戦死したのかな??
全然、この人たちのその後が出てこないのですが。
世代交代が進み、兼続と与七の父、樋口も春日山を去ることになりました。
お前たちが存分に力を奮えるよう、そして教えることは何もない、と。
うーん、哀しいなぁ(T_T)
老兵は死なず、ただ去るのみ、、、ですかね(しんみり)
最後!直江が何者かに斬られました!
まぁ、今回の人事に不満を持っているやつらだと思うのですが。
緊迫感あふれる中、次回へ!!
上記以外の今回の鳥肌シーン
・「ご武運をお祈りいたします。留守はおまかせ下さりませ」(菊姫)
・「怯まず進め、兼続。ワシらが支えてやる!」(直江信綱)
・「困った時はいつでも力になる」(直江)
直江祭りでした。
そして今回の笑いシーン
・景虎と兼続がお酒を飲んでいるシーン
「もう一献じゃ」
杯を取る兼続。
「ワシじゃ」
自分メモ(増えたり減ったり)
1579年春 内乱は続いている
1579年10月 菊姫と結婚
1580年3月 景勝、内乱を収めるため出陣
1580年7月 内乱終結
1581年 兼続、22歳で家老へ
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