29年6月 本の感想まとめ



6月の読書メーター
読んだ本の数:17
読んだページ数:4478
ナイス数:310


お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (メディアワークス文庫)お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 (メディアワークス文庫)感想
ちょっと自分には合わなかったかな。人物像や会話が少し古くさく感じたのと、出てくるエピソードにそそられるものがなかった。葵さんの正体は気になるから、結局シリーズ通して読むことになるとは思うけど…。次巻以降おもしろくなるといいな。
読了日:06月30日 著者:似鳥航一

桜風堂ものがたり桜風堂ものがたり感想
ストーリーや舞台は満点。だけど、回りくどく長い一文が頻出するためそこでテンポが悪くなったり、登場人物一人ひとりが主役を張れそうなほど魅力的なのが災いしてか主人公の影が薄かったり、一整と蓬田の関係が消化不良だったり…等々感じた。一整が桜風堂で働き始めてからがおもしろくなるぞと思ったら、場面が銀河堂書店にとび、ほとんど一整サイドが語られなかったのは本当に残念。団先生が満を持して登場した場面は良かった。また、書店員の情熱は伝わってきた。
読了日:06月27日 著者:村山 早紀

おかんメール2おかんメール2感想
何回か吹いた。確かに電車の中で読んではいけない。
読了日:06月24日 著者:『おかんメール』制作委員会編

図書館の神様 (ちくま文庫)図書館の神様 (ちくま文庫)感想
無気力な高校講師の再生の物語…って書くと、ちょっと大げさかな。でも、この田舎での一年間があったからこそ、新たなスタートがきれるんだよね。田舎で出会った人たちと今後はもう会うことはなさそうで、そこに一抹のさみしさを感じたものの、解説に「一見、希薄ではあるものの根っこの部分で繋がっていて」とあって、なるほど!と思った。同時収録の「雲行き」は、ショートすぎて、何を言いたいのかいまいちピンとこなかった。
読了日:06月24日 著者:瀬尾 まいこ

卵の緒 (新潮文庫)卵の緒 (新潮文庫)感想
デビュー作ながら、ちょっと変わった環境を普通のことのように、少しのユーモアを交えて淡々と語る手腕は見事だなぁと思った。この作者の本は、これで5冊目なんだけど、デビュー作からこういう作風だったんですね。かなり好きな作風。嫌な奴が出てこず、読んでてほんわかした気持ちになれるのが良い。
読了日:06月22日 著者:瀬尾 まいこ

最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)最後の晩ごはん 黒猫と揚げたてドーナツ (角川文庫)感想
なんだかいやに感傷的だった今巻。夏神さんがこっちでうるうるすれば、海里もこっちでうるうる…。そして、何かのフラグかと思うような感傷的で意味ありげなセリフの応酬。シ、シリーズ終っちゃわないよね汗。どうか、まだまだ続きますように…。合間に入るロイドの天然ボケは、今までで一番冴えわたってた笑。欲を言えば、1巻丸々使って京都旅行の話が読みたかったな。
読了日:06月22日 著者:椹野 道流

あのこは貴族あのこは貴族感想
東京出身者と地方出身者の気持ちがとても丁寧且つリアルに描かれていて、共感できない部分もありつつ、理解はすんなりできた。それと同時に、人物像がとても細かく練り込まれていると思った。特に幸一郎の人物像。恥をかいたことのない人間特有の尊大さやナチュラルに冷たい態度等々、幸一郎のような金持ちじゃないくせにこういう奴、周りにもたまにいる。華子が、金持ちなのに低姿勢で好感が持てたんだけど、これって逆に偏見かしら…。ラスト、こういう終わり方もいいなぁと思った。
読了日:06月20日 著者:山内 マリコ

居酒屋ぼったくり〈5〉居酒屋ぼったくり〈5〉感想
おお~!美音と要急展開!4巻でぐいぐいはきてたけど、今までの流れからして、ゆっくり進んでいくんだろうなぁと思ってたから嬉しい展開。それ以外でも、3巻あたりまでストーリー的に安定しすぎてるからひと波乱ほしいなんて思ってたけど、今思えば伏線張られまくりだったわけで、風呂敷の畳み方が見事。というか、要さんができる男すぎる。早く続巻が読みたい!
読了日:06月18日 著者:秋川 滝美

やめるときも、すこやかなるときもやめるときも、すこやかなるときも感想
壱晴が桜子と付き合うと決めた流れや、桜子が数回会っただけの壱晴と結婚するんだと息巻くあたり等々、色々心の動きが性急すぎて、いまいちノれなかった。会って3ヶ月やそこらの人に、14年間も抱えてきて誰にも話さなかったトラウマを打ち明けるかな。松江時代の、真織に対する壱晴の心情は共感できた。最後、壱晴に土下座してプロポーズする桜子の姿は、ジャンピング土下座的なものを想像してしまい、笑ってしまった。
読了日:06月17日 著者:窪 美澄

よるのばけものよるのばけもの感想
いじめの描写が胸糞悪く、主人公の日和見な態度や心の内の言い訳等々もうんざりで、前半読むのがつらかったんだけど、元田たちを撃退した場面はドキドキしてページをめくる手が止まらなくなったし、矢野さんの真意がわかり始めてきたあたりからおもしろくなった。ただ、夜休みが警備員さんたちに見逃されているらへんの設定が曖昧かな。笠井や保健の先生といったおもしろそうな設定も活かしきれてない感じがした。
読了日:06月14日 著者:住野 よる

ツバキ文具店ツバキ文具店感想
毎日を丁寧に生きよう、そんな気にさせてくれた本書。この本の中だけ、時間の流れがゆったりとしていた。「男爵」や「バーバラ夫人」といった呼び名が、なんだかノスタルジックで懐古な気分になる。巻頭にある鎌倉の地図のおかげでより楽しめた。先にドラマを見ていたんだけど、とてもよい映像化だったと思った。人間関係も親切設定になっていたし。本書は、守景さん、急に出てきた感。
読了日:06月12日 著者:小川 糸

幸腹な百貨店幸腹な百貨店感想
頑張るおじさんの話。ほとんど不景気な話で低空飛行。最後にめちゃめちゃどんでん返しがあるわけでもなく、少し上昇気流に乗ったかなという感じ。あまりメリハリがなく、爽快感がなかった。また、喫煙権云々らへんの主人公の弁にはう~ん…。要所要所にこの作者らしく、おいしい料理おいしいお酒が出てくるけど、そこまで重要なアイテムとは思えず、タイトルにも疑問。と、マイナス感想ばかり書いてますが、つまらないわけではなく、星5つ中3つかな。
読了日:06月09日 著者:秋川 滝美

天使は奇跡を希う (文春文庫)天使は奇跡を希う (文春文庫)感想
最後の終わり方が尻切れトンボで、え、それだけ…ってなったけど、「めでたしめでたし」という言葉がぴったりの終わり方なので読後感はとても良かった。というか、本書の一番の見どころはラストシーンでなく、中盤の真実が明かされたシーンにあると思う。このシーンには肌が粟立った。最初に戻って読み返すこと必至。優花の頑張りに泣けてくる。
読了日:06月07日 著者:七月隆文

会津執権の栄誉会津執権の栄誉感想
芦名かぁ…自分伊達好きだし微妙かな、と思ってたら、とんでもなかった!芦名、いい!読み進めていくうちにどんどん芦名に感情移入し、伊達憎しの感情を募らせていくまでになったんだけど、最後に伊達サイドの話がきて、完全に毒気を抜かれた。すごい…見事…。命をかけた義に厚い話が好きなので、「芦名の陣立て」と「会津執権の栄誉」が特に好き。
読了日:06月06日 著者:佐藤 巖太郎

君にさよならを言わない 2 (宝島社文庫)君にさよならを言わない 2 (宝島社文庫)感想
タイトルここできたかー!と興奮しつつも、じんときた。小梅、鶯親子の話にもじんときたし、1巻よりも泣かせにきた?小梅、鶯親子の話は、ドラマティック且つ臨場感にあふれ、うまいなぁと思った。須玉家の過去が判明したけど、須玉父、悪くない?むしろ、柚を引き取ってるあたり、できた人物だと思う。柚も腐らず生きてるし、そう考えると、明が一番子供じみた態度をとってるような。柚と明、くっついてほしいんだけど、望み薄かな…。
読了日:06月05日 著者:七月 隆文

その手をにぎりたいその手をにぎりたい感想
今、バブルネタはやってるし、タイミングよかったかも笑。この作者って、登場人物の女性たちを、そう簡単に幸せにしてくれなくって、読んでてハラハラする。最後は、一見静謐なんだけど一皮むけば一触即発な危険をはらんでいるという緊張した雰囲気で終わり、逆に始まりを感じさせて良かった。
読了日:06月03日 著者:柚木 麻子

メシマズ狂想曲メシマズ狂想曲感想
仕事に走るモテない30代女とみせかけ、結局いい男が陰ながら(でもないけど)見守ってる系じゃないか!そんなん…、好きだ!しかし、こんなにぐいぐいきた村越だけど、和紗のことが入社時から気になっておきながら、なぜ34歳にもなるまで放っておいたのかは、つっこんではいけなそうだ。
読了日:06月03日 著者:秋川 滝美

読書メーター

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genre : 本・雑誌

29年4月 本の感想まとめ



4月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4009
ナイス数:191


★★★★★ 「旅猫レポート」、「本日は、お日柄もよく」
★★★★  「キケン」、「最後の晩ごはん②」、「学校のセンセイ」、「居酒屋ぼったくり②」
      「おしまいのデート」、「奥様はクレイジーフルーツ」
★★★   「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」、「砂に泳ぐ」
      「心霊探偵八雲⑧」、「居酒屋ぼったくり③」
      「また、同じ夢を見ていた」、「i(アイ)」


i(アイ)i(アイ)感想
この作者の本は、サラバ!に続き2冊目。自分のアイデンティティに悩む姿と奇抜な挿画、外国との絡みなどなど、共通項多め。他の本もそうなのかな。知り合いが、この作者苦手と言ってた気持ちが少しわかった。内容がなんとなく暗くて、読んでて楽しい気分になれないかも。心理描写はうまいと思う。あと、感想…ではないけど、1ページ中の文字数、少ない??
読了日:04月30日 著者:西 加奈子


奥様はクレイジーフルーツ奥様はクレイジーフルーツ感想

夫婦間の生っぽい事情と季節の移り変わり、旬のフルーツがうまく絡み合っていたと思う。言ってしまえば、単にセックスレスに悩む女の話なのに、うんざりしないで最後まで読めるのは、やはり作者の心理描写が優れているからかな。
読了日:04月29日 著者:柚木 麻子


また、同じ夢を見ていたまた、同じ夢を見ていた感想

ところどころ魅力的な言い回しや表現があったものの、少し冗長に感じた。特に前半。小生意気な女子小学生の(自分なりの)正論をぶつ姿に、それがよい結果をうむことには必ずしもつながらないんだなぁと、改めて痛感した。
読了日:04月24日 著者:住野 よる


本日は、お日柄もよく (徳間文庫)本日は、お日柄もよく (徳間文庫)感想
こんな仕事もあるんだな~というのが一番の感想。仕事で、人前で説明することもあるので、上手なスピーチの極意については興味深かったし、他、フィクションとうたってはいるが、確実に現実の政治のあのことを言っているというのが丸わかりで、その辺もおもしろく読めた。こと葉とワダカマのじれったい関係もよかったし、全方位満足のいくおもしろさでした!
読了日:04月22日 著者:原田マハ


居酒屋ぼったくり〈3〉居酒屋ぼったくり〈3〉感想

相変わらずの、多少のできすぎ感もあるほっこり人情劇。安定してるから安心して読めるけど、ひと波乱ほしくもある。
読了日:04月22日 著者:秋川 滝美


おしまいのデートおしまいのデート感想
しんみりしたり、明るい未来を予感したり、世の中のちょっと変わったデートにまつわる話群。そもそも、これはデートと言うのか、というかデートの定義ってそもそも何、というかおもしろいんだからいいじゃん、そんな感想。「ランクアップ丼」と「ドッグシェア」が好き。
読了日:04月16日 著者:瀬尾 まいこ


心霊探偵八雲8  失われた魂 (角川文庫)心霊探偵八雲8 失われた魂 (角川文庫)感想
さらに明らかになる八雲のルーツ。今巻は、ホラー度が低め。ひねりもあまりなく内容が薄い気がした。七瀬のリアリティのない神出鬼没ぶりも気になる。支援者でもいない限り無理な行動範囲だよね、あれ。晴香が、普段は八雲のことを君付けで呼ぶのにモノローグでは呼び捨てなのが、いつも気になる笑。そして、後藤さんは漢!
読了日:04月15日 著者:神永 学


居酒屋ぼったくり〈2〉居酒屋ぼったくり〈2〉感想
登場人物がさらに増え、誰が誰だかごっちゃになりがち笑。お酒を一滴も飲めないことで、人生を損しているなんて思ったことは一度もないけど、このシリーズを読むと、お酒が飲めたらなぁって切に思ってしまう。クサイことを言ってしまうと、作者のお酒に対する愛を感じる。
読了日:04月12日 著者:秋川 滝美


学校のセンセイ学校のセンセイ感想
初めは主人公の斜に構えて文句多すぎなところにイラっとしてたんだけど、それが段々おもしろくなってきて、「おーい、おーい」と心の中でツッコミを入れるところとかちょっと笑った。同じ作者の本はこれで3冊目だけど、初期の頃の作品である本著は、やたら倒置法が使われてたりして文章がヘタだと思う一方、内容は今までで一番おもしろかった。中川の判決が逆の方向にいってたら、中川と付き合ったのかな。
読了日:04月11日 著者:飛鳥井 千砂


砂に泳ぐ砂に泳ぐ感想

或る女の一生…ならぬ10年。得たものもあり、失ったものもありって感じの話。少しだらだらしてたかな。
読了日:04月08日 著者:飛鳥井 千砂


櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている (角川文庫)感想
読む前のイメージとして、儚げな美少女がふわふわっと活躍する話かと思ったら、全然違った。確かに、表紙の櫻子さん、ゴツいな…とは思ってたんだ。でも、本文中には、髪は肩までの長さでゆるくウェーブがかかってるってあったはずだけど、表紙、ストレートで大分長くなっちゃってるよ。肝心の内容の方は、う~ん…。櫻子さんの許嫁の直江が気になるぐらい。
読了日:04月08日 著者:太田 紫織


最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華 (角川文庫)最後の晩ごはん 小説家と冷やし中華 (角川文庫)感想
このシリーズの流れがようやくつかめてきた(ような気がする)。毎回幽霊が出てきて、お悩み解決ってことでOK?カイリ問題は、これで解決だろうか。社長が取ってつけたようにいい奴設定になって、え~…ってなったけど。今巻のサブテーマ以外に、カイリ問題やら夏神さん過去事件やら、シリーズ通しての主題が出張りすぎてて、ごちゃごちゃした感じは否めなかった。
読了日:04月06日 著者:椹野 道流


キケンキケン感想
おもしろかったー!箸やすめ部分がなく、ずっと全部おもしろい!現代調で文章のノリがよく、舞台といい、私の思う著者っぽさが随所に感じられた。でも、なんでわざわざ過去の話にするんだろうと思っていたが、最終話読んで納得。切ない気分から一転、「俺たちの絆は永遠に不滅!」とどっかの少年マンガみたいな気分になった。でも、やっぱり現在進行形の方がよかったなぁ。結婚して爆弾制作しなくなった上野なんてみたくなかっ…た。
読了日:04月03日 著者:有川 浩


旅猫リポート旅猫リポート感想
泣いた!悟の抱えている事情を知ったあとは、ずっと泣きながら読んだ。ナナの、悟に寄り添う姿には号泣。ユーモアあふれる文体と語り口調は有川節満載で、前半は前半でおもしろい。悪い意味でなく、この著者、こういうのも書けるんだなぁって思った。ちなみに、叔母さんどんな奴よ、と思ってたら、ノリコ…めっちゃいい奴じゃないか…。
読了日:04月01日 著者:有川 浩


読書メーター


theme : 最近読んだ本
genre : 本・雑誌

29年3月 本の感想まとめ



3月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:4682
ナイス数:143


★★★★★ 「星をつける女」、「まらそん侍」、「蜜蜂と遠雷」

★★★★  「居酒屋ぼったくり」、「心霊探偵八雲5~7」、「嫌われる勇気」
        「本屋さんのダイアナ」、「私にふさわしいホテル」、「けむたい後輩」
        「終点のあの子」

★★★    「女の子は、明日も」、「ナイルパーチの女子会」


居酒屋ぼったくり居酒屋ぼったくり感想
昭和のかほりただよう古きよき人情本…と思いきや、それだけでなく、極度の清潔を求められることの問題や、近年のウナギの高騰など、最近の話題も取り込んでいる。ほのぼのとしておりドラマチックな展開はないので、そこまでハマることはないが、要の電話の相手は誰かという伏線を張られた以上、続巻を読まないわけにはいかなくなった。
読了日:03月30日 著者:秋川 滝美

星をつける女星をつける女感想
紗英の発言と行動に多少の疑問点は感じたものの、わかりやすいストーリーとドラマチックな展開でひたすらおもしろく、飽きずにぐんぐん読めた。同じ理由でドラマ化しやすそうに感じた。そして続巻を激しく希望。文句なし、星三つのおもしろさでした。
読了日:03月29日 著者:原 宏一

心霊探偵八雲7  魂の行方 (角川文庫)心霊探偵八雲7 魂の行方 (角川文庫)感想
最後のコテージで七瀬美雪を逃がしてしまったのは、明らかに後藤さんのミスだよねっていう…。八雲のルーツがますます明らかになってきた今巻。裏表紙の作品解説に「新展開」と銘打たれていたように、どこか吹っ切れた感のある八雲で、態度が1巻に比べて大分軟化された。八雲と晴香父との絡みに笑った。あとがきから、シリーズが終わりに近づいてきているようなので、続巻を読むのが待ち遠しくもあり寂しくもあり、複雑。
読了日:03月26日 著者:神永 学

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え感想
本文にも書いてあったけど、理解することはなんとかできても、実践するのはなかなか難しそう。でも、他人の行動にイライラしがちなので、課題の分離はぜひとも実践したい。他、自分にできそうなところだけ、つまみ食い形式で取り入れたい。しかし、「青年」、わーっと来て、騒ぐだけ騒いで、わーっと帰っていったな。「ええい!このサディストめ!」って…、何人設定なのだろうか。
読了日:03月25日 著者:岸見 一郎,古賀 史健

女の子は、明日も。女の子は、明日も。感想
表紙に惹かれて手に取ったら、谷川史子だった。納得。内容の方は、どの章も、一時不穏な空気になりつつも最後はハッピーエンドなので、読後感は良い。タイトルからなんとなく察せられるように、女性ゆえの悩みや苛立ちが描かれているんだけど、ドロドロさはあまりなく、ある種爽やかさを感じる。それと言うのも、主人公である4人の女性たちが、きっぱりと自分の生きる道を選びとっていくからかな。
読了日:03月24日 著者:飛鳥井 千砂

本屋さんのダイアナ (新潮文庫)本屋さんのダイアナ (新潮文庫)感想

「隣の芝生は青く見える」を地でいく話。ダイアナ父にはがっかりだったけど、その分、ティアラさんのかっこ良さが際立った。
読了日:03月21日 著者:柚木 麻子

心霊探偵八雲6  失意の果てに(下) (角川文庫)心霊探偵八雲6 失意の果てに(下) (角川文庫)感想
一心さん、退場。かなりびっくり&ショック…。しかし、ニュー後藤ファミリーにもえる。お寺はどうなっちゃうんだろう。八雲父の正体は何となく予想はしてたけど、こうも堂々と(実際堂々としているわけじゃないけど)幽霊にうろつかれ暗躍されると少しつっこみたくなる笑
読了日:03月17日 著者:神永 学

心霊探偵八雲6  失意の果てに(上) (角川文庫)心霊探偵八雲6 失意の果てに(上) (角川文庫)感想

後藤夫婦のシーンにもえた!
読了日:03月17日 著者:神永 学

心霊探偵八雲5  つながる想い (角川文庫)心霊探偵八雲5 つながる想い (角川文庫)感想
姉や母といった、大きい伏線が複数回収された今巻。う~ん、テンポいい。そして、八雲母が立ちはだかる場面に感動。晴香母も良い味出していたし、章タイトル「思慕」にそぐうシーン満載でぐっときた。親子関係だけでなく、晴香の八雲に対する思慕も明確になってきた。巻頭の人物紹介にも、はっきり書かれちゃったし笑。事件収束に向かって、少し強引さは感じたかな。
読了日:03月15日 著者:神永 学

幕末 まらそん侍幕末 まらそん侍感想
おもしろかった!読書をエンターテインメントとして位置付けている自分にとって、本書のような時代小説は、まさにうってつけ。やはり勧善懲悪モノの時代小説は読んでいて楽しい。また、章を経るごとに明らかになる登場人物たちの人物像にはニヤリとさせられる。
読了日:03月12日 著者:土橋 章宏

ナイルパーチの女子会ナイルパーチの女子会感想
栄利子の本質が現れ始めた辺りから、読むのが少しきつくなった。2人の女の、いかに己が正しいかという心情を中心に進むんだけど、結局、お互いの領域を再確認し、住み分けがなされる。それまで散々、ビクトリア湖のナイルパーチを模して女子の生態が描かれていたが、最終的には、どちらかが淘汰されたりせず住み分けがなされたあたり、ナイルパーチと人との違いなのかな。
読了日:03月10日 著者:柚木 麻子

私にふさわしいホテル私にふさわしいホテル感想
実在の固有名詞が出てきたり、実在のもじりであることが容易に推察される名称が出てきたりと、虚実入り混じっていることから、主人公が出版業界に物申している姿は作者の代弁かなと思っていたら、のちに「作品と本人を重ねるのは素人の読み方」というセリフが出てきて「くっ…!」ってなった笑。しかし、朝井リョウの扱われ方は、もはやギャグ。物語序盤では痛快だった主人公のハングリーぶりも、終盤では、醜い復讐劇になり下がっていて、少し引いた。上にたて突く分にはいいんだけどね。
読了日:03月07日 著者:柚木 麻子

けむたい後輩けむたい後輩感想

真実子、恐ろしい子…!栞子さんも自業自得な気もするけど。共感できる登場人物がこれといっていなかった。そして、タイトルの皮肉っぷりに苦笑。
読了日:03月05日 著者:柚木 麻子

蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷感想
納得の直木賞。読み応えがあるし、何より表現力がすごい。コンクールの観客が、コンテスタントによって異空間へトリップしたように、読者もまた、作者の無尽蔵の表現力によってトリップしたのじゃないだろうか。臨場感にあふれ、場面場面のシーンがさぁっと目の前に広がった。というか、むしろコンクール会場にいたわ、自分。
読了日:03月05日 著者:恩田 陸

終点のあの子 (文春文庫)終点のあの子 (文春文庫)感想
お嬢様学校の高校生たちが、人生経験値の少なさからあがいている様子に共感しつつハラハラした。それにしても、この作者の小説は9冊目だけど、女の生態を描くのがうまいなぁ。題材が似たりよったりになっていることは否めないけど。
読了日:03月04日 著者:柚木 麻子
読書メーター



theme : 最近読んだ本
genre : 本・雑誌

2月に読んだ本まとめ



2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:4057ページ
ナイス数:88ナイス

心霊探偵八雲4  守るべき想い (角川文庫)心霊探偵八雲4 守るべき想い (角川文庫)感想
安定のおもしろさだけど、回収されないエピソードがちょっと気になった。横内の場違いなハイテンションぶりや春江の奇行はなんだったんだろうか。石井のかけられているかもしれない催眠や偽杏奈がこの事件に関わってきた理由は、今後の伏線と考えていいのかな。
読了日:2月25日 著者:神永学

早稲女、女、男早稲女、女、男感想
見事に各大学の特色を描きだしてて、読んでてすごい共感の嵐だった。特に早稲女、あるある。香夏子は、最初と最後でちょっと性格変わったような。
読了日:2月23日 著者:柚木麻子

夏美のホタル (角川文庫)夏美のホタル (角川文庫)感想
電車の中で読んでいたのに、我慢できずに泣いてしまった…。キラキラした田舎での交流と悲しい別れなどに、ぐんぐん引き込まれた。ただなんでこのタイトルになったんだろう。夏美より慎吾に変化が見られたし、ホタルよりタンポポの方が象徴的に使われていたように感じたけど。てっきり夏美に不幸が訪れると思って読み進めていたら、訪れるどころか、始終慎吾といちゃいちゃしてたのだった。
読了日:2月23日 著者:森沢明夫

夜の光夜の光感想
ちょっと今から天文部入ってくる笑。みんな何かと戦っているんだってことと、田代先生のゆる具合がよかった。4人の高校生、それぞれみんな個性があってかわいかった。
読了日:2月19日 著者:坂木司

心霊探偵八雲3  闇の先にある光 (角川文庫)心霊探偵八雲3 闇の先にある光 (角川文庫)感想
相変わらずの犯人の下衆ぶり、石井さんのヘタレぶり、八雲と晴香の意外な接点(?)と、今回も盛りだくさん。後藤さんの警察内での異質ぶりをわかりやすく示すために、井出内課長ってまぁまぁ大事な脇役と思ってたんだけど、あっさり退場してしまった。2巻の木下医師といい、結構、無害と思ってた登場人物がばっさり斬られていく感じ。
読了日:2月19日 著者:神永学

野良猫を尊敬した日野良猫を尊敬した日感想
本を読んでて思わず吹いちゃうなんて、あまりないと思うけど、穂村弘のエッセイは本当に吹いてしまう。しかも、すっごく共感できる。今までの本の中では、会社員時代の話をおもしろおかしく書いてたから、楽しく会社員やってたんだろうなぁと思ってたんだけど、この本読む限り、そうでもなかったのかな。
読了日:2月12日 著者:穂村弘

心霊探偵八雲2  魂をつなぐもの (角川文庫)心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)感想
石井刑事の後藤に対する勘違いに笑った。心霊エネルギーとか笑。ほか、異常な事態に対し慣れた感のある晴香に代わり、一般人代表的な怖がりっぷり発揮した彼に助演男優賞をあげたい。1巻の冒頭で出てきた木下先生だけど、こんな端役に名前が付いてるなんて再登場あるか?と思ってたら、こんなに早く、しかもこんな形で出てくるなんて…。ラスボスの顔出しがちょいちょいあったのと、晴香ちゃんは、もう少し身辺に気をつけよう。
読了日:2月12日 著者:神永学

ラブコメ今昔ラブコメ今昔感想
フィクションとはいえ、自衛隊の実情に触れ、もともと高かった好感度がさらに高くなることに。恋愛小説にすることで読者の敷居も低くなるし(逆に上がる人もいる?笑)、自衛隊を知るよい機会になっているのでは。有事の際への覚悟(広報官、走る!より)には頭が下がるし、パイロットの訓練中の事故死の多さ(あとがきより)には言葉を失います。ちなみに、階級が出てくると、ついエヴァのミサトさんを基準に考えてしまう。二佐…昇進後のミサトさんより上か…等々。
読了日:2月12日 著者:有川浩

あまからカルテットあまからカルテット感想
これ、映像化したら、いわゆる飯テロというやつになるんじゃないだろうか笑。軽く読めるんだけど、でもなんでもない日常に期待しちゃうような前向きさをくれる小説。アッコちゃんシリーズほど登場人物たちが頑張ってないところが身近に感じる。全員ハッピーエンドで読後感がすごくいい!
読了日:2月8日 著者:柚木麻子

心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)心霊探偵八雲〈1〉赤い瞳は知っている (角川文庫)感想
「幽霊よりも、生きてる人間の方がよっぽど怖い」なんてよく言うけど、まさにそんな感じのストーリー群。1冊に3話入っているので、ダレずに読める。少し細部の扱いが雑かな(ファイル1なんか特に)とも思ったけど、おもしろさは変わらず。最後に続巻への伏線が張られてて、期待大。怖がりな自分は、夜中に一人自室で読んでたら怖くてトイレに行けなくなりました。笑
読了日:2月8日 著者:神永学

伊藤くん  A to E伊藤くん A to E感想
AからEの女性を介し、どんどん明らかになっていく伊藤くんの生態。こういう、常に人を下に見て日本語通じない系の人が、一番強いんだろうなぁ。
読了日:2月5日 著者:柚木麻子

ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)ねじまき片想い (~おもちゃプランナー・宝子の冒険~)感想
色々な人たちの心の動きにやきもきしたり驚いたり、とてものめりこんでしまった。その中で、安定した不動の片想いをしていた宝子さんが、最終章でついに脱皮する!ラストシーンは、とてもきれいで幻想的でした。
読了日:2月5日 著者:柚木麻子

最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)最後の晩ごはん ふるさととだし巻き卵 (角川文庫)感想
軽く読めて、おもしろかった。しゃべる眼鏡が出てきたあたりで、「え…そっち系…」と思ったけど、だんだんこのしゃべる眼鏡(ロイド)がいい味出してきて、最後の方では、夏神さんを食うくらいの活躍っぷりで、なくてはならない存在に笑。続巻を読むのが楽しみです。
読了日:2月2日 著者:椹野道流

3時のアッコちゃん3時のアッコちゃん感想
アッコさんが強引で魅力的で、相変わらずのおもしろさ。しかし、よくこんな人が20年以上も、普通の会社勤めしていたな笑。前作同様、アッコちゃんシリーズ以外も2編入ってるんだけど、やっぱり前作同様、アッコちゃんシリーズに負けず劣らずのおもしろさ。梅田駅に行きたくなった。
読了日:2月1日 著者:柚木麻子

読書メーター


theme : 最近読んだ本
genre : 本・雑誌

29年1月に読んだ本



2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3594ページ
ナイス数:149ナイス

ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
現実はこんなにうまくいかないよ…と思いつつも、アッコさんのような上司ほしいとか思っている自分がいる笑。行間で三智子と笹山が付き合うようになったり会社がつぶれたりと、とにかく展開が早くてテンポがよい。マンネリな日常も、視点を変えてみれば充実した日々になるのかなと前向きな気分にさせてくれる1冊。蛇足的感想としては、アッコさん、田島くんと付き合えばいいのにと思ったり。
読了日:1月29日 著者:柚木麻子
神様の御用人 (5) (メディアワークス文庫)神様の御用人 (5) (メディアワークス文庫)
読了日:1月23日 著者:浅葉なつ
神様の御用人 (4) (メディアワークス文庫)神様の御用人 (4) (メディアワークス文庫)
読了日:1月21日 著者:浅葉なつ
幹事のアッコちゃん幹事のアッコちゃん
読了日:1月20日 著者:柚木麻子
まにまにまにまに
読了日:1月19日 著者:西加奈子
たそがれビール (幻冬舎文庫)たそがれビール (幻冬舎文庫)
読了日:1月17日 著者:小川糸
県庁おもてなし課県庁おもてなし課感想
こういうサクセスストーリー(というにはまだみち半ばという感じだけど)、大好きです。しかし、清遠さんの扱いは、ちょっとひどすぎるんじゃ…。器が大きすぎるよ、清遠さん…。職業柄、吉門の指摘には耳が痛いことばかりだった。そして、恋愛が絡む話で、そのカップルが好きになれないと読むのがツラいと思った。ちなみに、吉門が「あんたの娘をくれ」と言ったあたりはニヤニヤが止まらなかった。
読了日:1月15日 著者:有川浩
王妃の帰還王妃の帰還感想
スクールカーストがすごく特徴的に書かれているのと、セリフまわしが古いのとで、あまりリアリティが感じられなかったんだけど、カトリック系の私立女子中学ってこんな感じなのかしら…??「そうよそうよ」ってセリフ、現実には聞いたことないけど笑。思春期の女の子の心の機微は丁寧に描かれていて、そこはリアリティがあった。ただ、範子の母が、芸能人の個人情報をばらしまくったり、「色紙を用意できる」とか言ってるところは、多少違和感を感じた。しかし、スーさんはともかく、リンダさんやチヨジの変わり身の早さにはびっくりだ。
読了日:1月14日 著者:柚木麻子
何者何者感想
主人公拓人が一番イタいやつだったというオチ。確かに、隆良たちのやってること、言ってることはイタいことが多いんだけど、拓人も大概こじらせてるなぁと思ってたら、まさかの5年生ときて、そこから理香ちゃんの怒涛の攻めに、読んでるこっちがやめてあげて…と涙目になったり笑 拓人自身、光太郎のことを「ピエロになれるけどバカじゃない」と評してるあたり、拓人の嫌なところに光太郎は薄々気づいているんじゃないかとも思うんだけど、「拓人に内定がでないのがわからない」ってセリフは、きっと本心から言ってるんだろうなぁ。
読了日:1月14日 著者:朝井リョウ
夜行夜行感想
作者の真骨頂とも言うべき、日常と非日常が交差するストーリー。個人的な印象だけど、他の作品と比べて、不気味さ2割増し…といった感じ。大橋くん以外死んでるんじゃ…と思っていたら、まさかの展開で、まるでメビウスの輪のよう。各地の情景が話に彩りを添えるんだけど、天竜峡と尾道に少し興味を引かれた。
読了日:1月9日 著者:森見登美彦
私は存在が空気私は存在が空気感想
超常現象ものばかり集めた短編集だけど、超常現象そのものに特に思うところはなかった。むしろ、「少年ジャンパー」では、あいかわらず底辺にいる者の気持ちが鋭く描かれていたし、「私は存在が空気」では、どんでん返しにより、あいかわらず読む者に衝撃を与えてきた。たった数ページでおわる「恋する交差点」だけ、すこし毛色が違うような気がする…。
読了日:1月9日 著者:中田永一
レインツリーの国 (新潮文庫)レインツリーの国 (新潮文庫)感想
色々勉強になった本。読みながらひとみの置かれている環境について色々考えたり、時にはうるっとしたりしたけど、単純に恋愛小説として楽しいしおもしろかった。それだけでいいような気もする。それにしても、有川作品の男性はいい男ばかりだなぁ。二塁打ナナコにちょっとだけぐらつくあたり、リアルっぽい笑
読了日:1月6日 著者:有川浩
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)感想
インパクトのあるタイトルだけど、正直、桐島が部活やめたことあんまり関係ないよね、という部分もあったり。。。でも、青春群像ものでとてもおもしろかったし、また解説にもあるように、作者が19歳のときに書かれた作品ということにとても驚く。ホント、客観視すごい…。かすみと前田、菊池と前田のその後がみたい。
読了日:1月4日 著者:朝井リョウ

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